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点検とお掃除2018.12.4

今年にお引渡しをしましたU様邸へ点検にお伺いしました。

主に24時間換気のメンテナンスについての説明になりました。
高気密高断熱の住まいには、この換気システムはとても重要な
設備になり、大きく分けて第一種換気から第三種換気の三種類
があります。
U様邸は第一種換気で、新鮮な空気を外から入れて室内の汚れた空気
を排気する両方をモーターで賄っているものです。
しかも、例として冬場の場合ですが、温めた空気を排気する
ときの熱を、換気扇の内部にある熱交換素子に熱を蓄えて、
給気時に外気の冷たい空気をその熱交換素子を通して温めた新鮮空気
を室内に取り入れる全熱交換システムで換気による熱の損失を抑えた
ものになります。
夏の場合は、エアコンで冷やした熱を、外気の温度が高い空気を冷や
して給気するシステムになります。

この日は、その換気システムにあるフィルターのお掃除を、お客様と一緒にしました。





メンテナンスがしやすいように、2階の床に点検口を
設けています。




綺麗な空気を給気する為に、外気の埃と害虫をを除去
するフィルターボックスです。



先ずは、外部に近い網目のフィルターのお掃除からです。
U様邸は道路沿いでもあり、けっこう埃が溜まっていまいした。



洗浄後こんなに綺麗になりました。



より細かな埃と虫を通さないように、繊維系のフィルターのお掃除



メンテナンスが完了しまして、美味しいコーヒーをご馳走に
なり気付いたこと。キッチンの床に何故かこのシールが?



お茶目なU様邸ご主人です。
笑いを取らないといけないと思う関西人の
性でしょうね(笑)


ここから専門的内容になりますが、24時間換気について
(ご興味がありましたら是非)

今ではあまり耳にしなくなりました『ハウスシック』が問題に
なったころ建築資材や家具などから出る化学物質が原因で
健康被害を起こす住まいが増えて、シックハウス対策に係る
建築基準法が平成15年7月1日に施工されました。
その日以降の新築住宅は、24時間換気システム設備の導入が
義務化になりました。

ここで私が思ったのは、換気の重要性と計画換気に必要な
施工などの知識も無いのに、何の指導もないままで進んだこと
に不審に思いました。
その結果、法基準さえ通ればいいと、お粗末な計画換気で
重要な気密も取らず、法改正される前の住宅と変わらないのが現状でした。

私たちは、平成11年から新築住宅は高気密高断熱の住宅を
作ってきました。
当然、その当時から24時間換気の設備は標準仕様で、換気の
重要性も教わりました。

現在でも、高気密高断熱住宅に計画換気などを否定する
方々もおられますし、昔からある伝統構法による、通気性の
良い家を推奨されている業者様と、それを好まれるお客様も
おられます。
私は個人的に、それはそれでいいと思います。それは、お客様の
ご要望があり需要もあるのですから。

私は、日本の伝統構法で基準になっているのが、社寺建築で
あり高床式の通気性の良い建物で、今のように部屋を暖めるのでは
なく、火に当たり暖をとる文化だと思っています。

長くなりましたが、文才のない私のブログに最後までお付き合い
いただきましてありがとうございました。

株式会社K-HOUSE  西村 勝次













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